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2026年8月15日 第701号


戦後81年 熊本地震と能登の今
能登半島地震被災者共同支援センター事務局長 黒梅 明


 40℃近い猛暑の下、ごった返す避難所にいる熊本の被災者。二年半前の能登地震と何も変わっていない。
 冷房も水もベッドも入浴設備も洗濯場もなく、外付けの簡易トイレの学校体育館の雑魚寝で、始終雑多な音に囲まれ、プライバシーもなく、ストレスが絶えない。助かった命が脅かされている。
 81年前の戦禍の暮らしを思い出す。
 これで人権を守る政治と言えるのか。
 震災から二年半になるのに能登の被災者は今も住み慣れた地に住めない。
 家の再建のめどが立たず、暮らしを支える仕事がない。農林漁業の復興はならず、年金暮らしの被災者は暮らせず、災害関連死も止まらない。これは国の責任ではないか。高市政権はそこに手を当てない。

 戦後81年の夏がやってくる。私の友人にはあの悲惨な戦争体験をした方、広島・長崎の被爆者もいる。だれもが戦争はしてはならない、あの過ちを繰り返してはならないと願っている。戦力を放棄した憲法をもつ日本なのに、今や兵器を輸出し、軍事費をどんどん伸ばし、核兵器の持ち込みを公然にしようと憲法を変えると言う。今やるべき国の責務は、10兆円もの軍事費ではなく、国民の命とくらしを守ることだ!と声を大にして言いたい。今まで通りの暮らしを願う被災者や平和を願う戦争体験者、国民の思いを踏みにじり再び戦争への道に突き進む高市政権に、国民の声を結集し今こそ、この政治を変えなければならない。


 令和8年熊本地震により被害にあわれた皆様へ心よりお舞い申し上げます。
 猛暑と余震の続く中、被災された皆さまの過酷な避難生活に言葉が見つかりません。被害にあわれた皆さまのご安全、ご健康を心より願い、住まいとくらし、生業、被災地の一日も早い復興、復旧を心よりお祈り申し上げます。

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