 |
オンラインで開催された第3回常任理事会 |
全借連第3回常任理事会は、3月27日午後1時半からオンラインで馬場副会長、細谷事務局長、綾事務局次長、大塚・遠藤両常任理事の5名が参加して開催されました。
馬場副会長の開会挨拶で開会され、(1)今国会で審議されるマンションの管理・再生の円滑化等のための改正法案について議論され、同法の賃借権消滅規定は、借地借家法の正当事由制度の形骸化につながる恐れが指摘されました。(2)全借連事務所で昨年11月に発生した水漏れ事故問題について賃貸人や保険会社との話し合い等の経過が綾事務局次長より報告され、保険会社と賃貸人に対して損害の賠償交渉を行うと同時に事務所の早期復旧に努力します。
今後の運動課題では、家賃補助創設等求める署名の内容について決定し、署名用紙を各組合に下ろし、秋の臨時国会に請願できるよう署名運動を開始することになりました。(2)全借連住まいと保証会社問題対策班の賃借人の家賃支払い等の実態調査の集計と結果について、4月11日の院内集会で発表します。(3)院内集会「高齢者、単身者、若者の居住保障を考える」が4月11日衆議院第2議員会館で開催されます。集会はオンラインでも視聴でき、全国の組合にも参加を呼びかけることになりました。また、公示地価の上昇を受けて、賃料増額請求に対する運動を強化することが議論されました。なお、全借連総会の開催、財政問題等は4月23日の次回会議で議論します。
|